■ 日本古筆 ■ 伝:大石内蔵助(赤穂義士) 直筆書簡 <221029035> 購入

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(株)賢祥堂美術 オークション
Gallery KENSYODO Auction 
*■ 日本古筆 ■ 伝:大石内蔵助(赤穂義士) 直筆書簡 <221029035>*



 作品データ

本紙 27.8cm×42.7cm

軸 121.9cm×56.2cm


経年による古色が加わっています。
画像にてよくご確認の上、不明な点についてはお問い合わせください。



大石良雄(1659~1703)

赤穂浅野家の家老。
代々家老で内蔵助と称し家禄は1500石。
いわゆる赤穂事件で吉良邸討入りの首領となり、名を知られた。
1701年(元禄14)浅野長矩が江戸城中で刃傷事件を起こし、改易、切腹の処分を受けてから、
家中をよく統制し過激な行為を抑えてまず加里屋(仮屋)城を幕府に引き渡した。
このとき早くも幕府派遣の目付を介して浅野家の再興を申し出ている。
この事件に対する大石の基本方針は一方的な処分によって失われた浅野家の名誉の回復であり、
吉良義央に対する処分と長矩の弟大学による浅野家の再興によってそれが果たされるとして幕府に嘆願したが、
翌02年7月、大学が広島の浅野本家に御預けとなって挫折した。
この段階を経て大石は吉良殺害に方針を転ずる。
それは刃傷事件を幕府が長矩の犯罪とみたのと異なり、
喧嘩とみて幕府の処分を片落ちとし、相手の吉良を殺して事実上両成敗の処分を完成させることで、
亡君の鬱憤を晴らすというよりは、浅野家の名誉回復を指向するものである。
この点で堀部武庸(安兵衛)ら急進派とは考えが違っている。
そして12月14日、大石は浅野家遺臣を率いて吉良邸を襲い、
義央を殺してその首を泉岳寺の長矩の墓前に献じた。
大石らの目的はそれで遂げられたが、
幕府は「主人の讐を報ずる」という彼らの理由は認めず、
「公儀を恐れざるの段重々不届」として切腹を命じ、大石以下の46人は元禄16年2月4日に死についた。
墓は東京都港区芝高輪の泉岳寺。



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